氷川さんの神輿のしのし進みゆく 商店街に活気溢れて
月別: 2018年10月
まいにち短歌 #28 [2018/10/20]
はす向かい アパート屋根のパラボラが秋の空気を丸く受け止む
まいにち短歌 #27 [2018/10/19]
発泡酒のプルタブ開ける長い夜 窓の外では雨がはじける
まいにち短歌 #26 [2018/10/18]
来年の公演告知で鬼笑う コメディだったら丁度いいだろ
まいにち短歌 #25 [2018/10/17]
成長と老化と 麻痺と免疫と 安定 停滞 腐敗 発酵
まいにち短歌 #24 [2018/10/16]
台所(だいどこ)でぽつんとひかる豆球にレンブラントの筆 垣間見る
まいにち短歌 #23 [2018/10/15]
あのひとが使っていたあのシャンプーのかおり過ぎ去るスクランブルに
まいにち短歌 #22 [2018/10/14]
押し入れの奥に眠っていたあいつ 秋晴れの空 響くブブゼラ
まいにち短歌 #21 [2018/10/13]
甥っ子のレゴブロックは踏むことで過去が再生されるスイッチ
まいにち短歌 #20 [2018/10/12]
屠殺さる前夜に眠る豚たちは一体どんな夢を見るのか