私のおじいさんがくれた初めてのキャンディ。
それはヴェルタースオリジナルで私は四歳でした。
その味は甘くてクリーミィで、こんな素晴らしいキャンディをもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました。
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月別: 2017年8月
農訳『変身』
ある朝、寒沢 暮吾郎が不安な夢から目を覚ますと、布団の中で自分が巨大な大根に変わっているのに気が付いた。
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帰路にて
仕事終わりの電車内、ドア横のスペースにもたれた私はじんわりと汗の浮かんだ首元を拭う。
本音を言うなら座りたかったのだが、今の時間帯を考えれば仕方のないことだ。この位置を確保できただけでも儲けものだと思おう。
それにしても、外と車内の気温差が尋常でない。あまりこの状態が続くようだと、ただでさえ風邪気味なところ、さらに具合が悪くなりそうだ。
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ひとり漫才
甲…津和野諒
乙…津和野諒
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映画レビュー『秘密の庭』
普段こういうことはやらないのですが、
9月に本番を控えたアガリスクの次回公演が『そして怒濤の伏線回収』という演目なので、
せっかくだから伏線回収系の映画をレビューしてみようと思います。