ヴェルタースパロディ

 
私のおじいさんがくれた初めてのキャンディ。
それはヴェルタースオリジナルで私は四歳でした。
その味は甘くてクリーミィで、こんな素晴らしいキャンディをもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました。
“ヴェルタースパロディ”の続きを読む

帰路にて

仕事終わりの電車内、ドア横のスペースにもたれた私はじんわりと汗の浮かんだ首元を拭う。
本音を言うなら座りたかったのだが、今の時間帯を考えれば仕方のないことだ。この位置を確保できただけでも儲けものだと思おう。
それにしても、外と車内の気温差が尋常でない。あまりこの状態が続くようだと、ただでさえ風邪気味なところ、さらに具合が悪くなりそうだ。
“帰路にて”の続きを読む

映画レビュー『秘密の庭』

 
普段こういうことはやらないのですが、
9月に本番を控えたアガリスクの次回公演が『そして怒濤の伏線回収』という演目なので、
せっかくだから伏線回収系の映画をレビューしてみようと思います。

“映画レビュー『秘密の庭』”の続きを読む

カヤとアシタカ

カヤ「兄さま」

アシタカ「カヤ、見送りは禁じられているのに……」

カヤ「おしおきは受けます。これを私の代わりにお伴させて下さい」

アシタカ「大切なひとし君人形じゃないか……」

カヤ「お守りするよう息を吹き込めました。いつもカヤは兄さまを思っています。きっと……きっと……」

アシタカ「私もだ。いつもカヤを思おう」

 
※このひとし君人形は最終的にサンにボッシュートされます。