ロフト奥 埃を被ったコミックス 閉じ込められていた台詞たち
月別: 2018年11月
まいにち短歌 #48 [2018/11/09]
すれ違うヘッドライトが切り抜いた夜の空気に雨のテクスチャ
まいにち短歌 #47 [2018/11/08]
晴れの日のふたりを祝す装いを設えて思う冬の温もり
まいにち短歌 #46 [2018/11/07]
台本を受け取り眉宇を引き締める 風に吹かれて少しにやける
まいにち短歌 #45 [2018/11/06]
片付ける段ボール箱は四個だと思ってたけど六個あったよ
まいにち短歌 #44 [2018/11/05]
十年間開けてなかった段ボール片したら部屋が広くなったよ
まいにち短歌 #43 [2018/11/04]
曇天にまぎれて夜が浸みてくる 雨の匂いと虫のささめき
まいにち短歌 #42 [2018/11/03]
クワイエット・プレイスの外 一歩出て 新宿の街の喧騒を聴く
まいにち短歌 #41 [2018/11/02]
犬の鳴き声がそこかしこですると『101匹わんちゃん』思い出す
まいにち短歌 #40 [2018/11/01]
気付いたら十一月になっていた 月日が経つの早過ぎるだろ