楽しさにかまけて取りこぼすものもあるから少し真面目な振りする
作者別: 津和野
まいにち短歌 #111 [2019/01/11]
イヤホンがジャックに刺さってないんだよ アホほど出てる音に気付けよ
まいにち短歌 #110 [2019/01/10]
舞茸の天ぷらに心舞い躍る 舌上で旨味のカーニバル
まいにち短歌 #109 [2019/01/09]
順番を抜かすというのが順番を抜かすことだと分かってるのか
まいにち短歌 #108 [2019/01/08]
煩悩は過多も過少も良くなくて百八くらいがちょうどいいかも
まいにち短歌 #107 [2019/01/07]
夕陽 ブラインドの隙間から差して セピアの翳り 窓越しの冬
まいにち短歌 #106 [2019/01/06]
公園の入り口に停まる自転車に見知らぬ家族の輪郭を見る
まいにち短歌 #105 [2019/01/05]
帰宅して湯船に浸かり ひとごこち 今日の疲れがゆるりほどける
まいにち短歌 #104 [2019/01/04]
丸まって寝る飼い犬の寄りかかる温かい重み 脚に感じて
まいにち短歌 #103 [2019/01/03]
舌鼓 贅の年末年始からカレーライスで平日になる