人身で止まった電車降り歩く 灯りぽつぽつ 道は続いて
カテゴリー: まいにち短歌
まいにち短歌 #87 [2018/12/18]
ハゲてきて良かったと思うこともある 毛は薄くなりキャラは濃くなり
まいにち短歌 #86 [2018/12/17]
排尿をひとつのコミュニケーションと思っていたらそれは間違い
まいにち短歌 #85 [2018/12/16]
家族から生まれたひとりともうひとり 出会い生まれる家族のたまご
まいにち短歌 #84 [2018/12/15]
棟上げのビニルシートの隙間から洩れる橙 家の灯のたね
まいにち短歌 #83 [2018/12/14]
金曜日 二十二時過ぎの車内は喜々とした空気に満ち満ちて
まいにち短歌 #82 [2018/12/13]
今はまだ浅瀬でバシャバシャしてるだけ 声の仕事の底の深さよ
まいにち短歌 #81 [2018/12/12]
ビル街を強く吹き抜く向かい風 痺れる耳に ごうと轟く
まいにち短歌 #80 [2018/12/11]
アホほどのイルミネーション付けた家 頭ん中まで点滅しとんか
まいにち短歌 #79 [2018/12/10]
なんだこれ 油断してると根っこごと持っていかれるレベルの寒さ